コネクテッド・エンジニアリングの価値 – MBSEシリーズ第3回

テクノロジーが製造業における適応力に違いをもたらす、大きな要因になっていることは周知の事実です。消費者のニーズが急激に変化するなか、設計と製造の変更は中断を最小限に抑えて迅速に実施する必要があります。わずかな調整でも生産チェーン全体に影響を及ぼします。従来の製造手法では十分に対応しきれません。競争力維持を望むメーカーには、高度なソリューションが必要であり、コネクテッド・エンジニアリングが複雑なシステム開発の鍵を握っています。
本日は、シーメンスソフトウェアの自動車/輸送機器担当バイス・プレジデントを務めるNand Kochharを、再びゲストに迎えます。前回、SSEの5つの柱についてお話ししたことを踏まえ、コネクテッド・エンジニアリングを深堀りします。この新技術を製造で使用する方法と、電気自動車に移行している業界にとってのコネクティビティの重要性を、Nandが解き明かします。
今回のエピソードでは、こうした変化においてデジタライゼーションが非常に重要である理由と、デジタライゼーションがイノベーション、生産、提供のためのより効率的なシステムとしてどのように機能するかについて説明します。既存の企業がコネクテッド・エンジニアリングにスムーズに移行する方法や、スタートアップ企業がコネクテッド・エンジニアリングというプロセスを簡単に導入できる理由を聞くことができます。また、このテクノロジーの変化を通じて、企業が実際に、そしてデジタル面で、どのように移行しているかについても紹介します。
私からの質問
- コネクテッド・エンジニアリングは、複合領域をまたぐ設計とどのように異なるのでしょうか?(1:29)
- コネクテッド・エンジニアリングを導入する際の最大のハードルは何ですか?(3:39)
- 自動車業界にスタートアップ企業が次々と参入していることで、デジタライゼーションの必要性は加速しているのでしょうか?(6:40)
- 内燃機関車の開発で実現すべき価値はまだあるのでしょうか?(15:27)
- OEMがコネクテッド・エンジニアリングを使用して、内燃機関車の最適化とEV技術の開発を同時に実行するにはどうすればよいでしょうか?(16:58)
このエピソードで触れる内容
- 透明性が非常に重要な理由 (2:01)
- テクノロジーの移行に伴うハードルを克服する方法 (5:14)
- 新しいテクノロジーを導入する際にスタートアップが有利な理由 (7:18)
- 物理的な近さに代わるデジタライゼーション (10:48)
- メーカーが内燃機関からEVプラットフォームに移行する方法 (18:30)

Conor Peick (司会)
Conor Peickは、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアのソートリーダーシップ・チームで、将来を見据えたコンテンツを作成しているマーケティング・コーディネーターです。Conorは、経験豊富な業界専門家と協力して、企業が将来直面するトレンドと課題、および解決策になり得るテクノロジーに焦点を当てたポッドキャストや、記事、ブログ、その他の形式のコンテンツを制作しています。
エンジニアリング、製造、そしてエレクトロニクス設計を未来につなげるデジタル・エンタープライズ。それを実現するのがシーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアが進めている変革です。
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアの包括的なソフトウェア/サービス統合ポートフォリオであるSiemens Xceleratorによって、あらゆる規模の企業の皆様が包括的なデジタルツインを作成、活用し、新たな知見と機会を開拓して、より高いレベルの自動化を実現できるため、イノベーションが推進されます。
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