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製品定義がメーカーの適応性と、競争力の維持にどのように役立っているか、Nand Kochharと語るMBSEシリーズ第2回

執筆者 Conor Peick

製造業の現状を見ると、テクノロジーが急速に成熟していることは明らかです。複雑さのレベルが上昇し続けており、開発と生産のあらゆる段階での計画、コミュニケーション、コラボレーションがきわめて重要になっています。競争力を維持したいと考える企業には、目標に合致したソフトウェアが必要です。 

ソフトウェアとシステムズ・エンジニアリングは、企業が目標を達成する手段であり、その出発点は適切に構造化された、規律あるアプローチと、革新し続ける意欲です。明確な製品定義の導入によって、このような複雑化を管理し、デジタライゼーションがもたらすコラボレーションのメリットを生かすことができます。 

今日は、再びNand Kochharをゲストに迎えます。彼はシーメンスソフトウェアの自動車/輸送機器担当バイス・プレジデントであり、企業がこの新しいテクノロジーを使用して競争で優位に立ち、それと同時にテクノロジーの複雑さが増し続けるなかでエンジニアリング・チームへのプレッシャーを軽減する方法に関する専門家です。  

このエピソードでは、製品定義と、ソフトウェアおよびシステムズ・エンジニアリングで製品定義が非常に重要である理由に焦点を当てます。そのなかで、ますます複雑化する設計の管理に役立つすべての方法と、今日の競争の激しい市場でデジタライゼーションが必要な理由について説明します。また、MBSEアプローチを使用するエンジニアにとっての全体的なメリットと、MBSEアプローチが非常に詳細な設計プロセスの管理にどのように役立つかについてもお話しします。 

私からの質問

  • 製品定義とはいったい何ですか?(1:25)
  • 製品定義は、設計の複雑化を管理するのにどう役立つのでしょうか?(4:53)
  • この設計空間を定義するために、どのような戦略を使用できますか?(6:33)
  • デジタライゼーションでコラボレーションが可能になる理由は何ですか?(11:28)
  • 製品定義の要件の1つが変更された場合はどうなりますか?(17:17)
  • MBSEアプローチは、エンジニアやエンジニアリング部門が新しい車両設計の複雑さに対処するうえで、どのように役立つと思いますか?(20:38)

このエピソードで触れる内容

  • SSEの5つの柱 (0:48)
  • 製品定義の実例 (2:48)
  • 自動車OEMにとって最大の課題 (8:01)
  • デジタライゼーションが必要な理由 (10:04)
  • サプライヤーとOEMのコラボレーションがもたらす主な利点 (16:09)
  • 適応性が重要な理由 (19:36)
Conor Peick (司会)

Conor Peick (司会)

Conor Peickは、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアのソートリーダーシップ・チームで、将来を見据えたコンテンツを作成しているマーケティング・コーディネーターです。Conorは、経験豊富な業界専門家と協力して、企業が将来直面するトレンドと課題、および解決策になり得るテクノロジーに焦点を当てたポッドキャストや、記事、ブログ、その他の形式のコンテンツを制作しています。

エンジニアリング、製造、そしてエレクトロニクス設計を未来につなげるデジタル・エンタープライズ。それを実現するのがシーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアが進めている変革です。

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